神前式で指輪の交換をする?しない?
自分らしさや個性を求める方に絶大な人気を持つハワイでの和装挙式。国際結婚の方も、敢えて神前式を選ぶのがムーブメント。ところが、指輪交換=教会式というイメージから、「神前式でも指輪交換をするもの?」という質問をよく聞きます。確かに、ウェディングドレス姿での教会式や人前式での指輪の交換なら自然に見えますが、ハワイとはいえ和装挙式での指輪の交換は、容易に想像出来ないかもしれません。ここでは、そんなわからないことがいっぱいの神前式での指輪の交換についてご紹介致します。
神前式で指輪の交換をする?しない?
神前式でも指輪の交換をする?
その答えは「YES」です。神前式の途中で結婚指輪の交換の時間が決められていて、新郎新婦はお互いの薬指に順番に指輪をはめます。もちろん、ハワイでの和装挙式の際も同様で、教会式とやり方は何ら変わりません。けれど、しなくてもまったく問題ありません。
つまり、結婚指輪の交換は宗教の儀式とはまったく関係が無く、結婚式のパフォーマンスの一つとして取り入れられたもの。
そのためハワイで和装挙式をあげた際に、指輪交換をしなかったからといって、二人の結婚が成立しないということはありません。
あくまでも演出として楽しんでみては?
ハワイでも場合によっては、和装挙式の時ではなく、和装撮影も終わった後の披露宴などで結婚指輪の交換を行うカップルもいます。既にご紹介した通り、神前式においてもどんな形式でも、必ずやらなければならないことではないですが、結婚指輪の交換というものは、両親や親族などの出席者からしてみれば、恒例になっているもの。その期待に応えるためにも、演出のひとつとしてやってみるのも良いでしょう。ハワイの和装挙式や神前式に詳しい現地のプランナーなどに相談してみると良いかもしれません。
どのタイミングで行う?
ハワイでの和装挙式など神前式では、それぞれに決まった作法のある儀式が、順番通りに行われます。各神社や宗派により多少違いますが、その中で結婚指輪の交換は、式の後半に行われるのが一般的です。例えば、儀式殿挙式を例に挙げると、「参進→修祓→御垣内参拝→手水→修祓→祝詞奏上→結盃→誓詞奏上→玉串拝礼→指輪交換…」のような流れで行われます。簡単に説明すると、「おはらい→祈り→三々九度→誓いの言葉→二杯二拍手一礼→結婚指輪交換… 」です。ただしこれらは絶対ではないので、結婚指輪交換をハワイのビーチで和装撮影…というのも個性的で良いかもしれません。
リングピローはどうしたらいい?
リングピローは、結婚する娘のために母親がウェディングドレスと同じ生地で手作りするのが
始まりと言われています。
そして、そのリングピローが将来産まれた子供のファーストピローとなります。また教会式や人前式なら、リングボーイが結婚指輪を運びますが、神前式の場合は予め結婚指輪が神事の棚に据えられているか、巫女さんが運んでくる場合もあります。そのため、既存の指輪ケースのままでも問題ありません。でも、最近では和風にアレンジされたリングピローも多く作られているため、ハワイで和装挙式をする方ならまさにピッタリです。 また、式はハワイで神前式をして、日本での1.5次会にウェディングドレスをまとう花嫁様も多いものです。
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