和装挙式スタイル 神前式を徹底解説|ロイヤルカイラの『ハワイ和装ウェディング』

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神前式を徹底解説

挙式と言えば、チャペルや教会で、ウェディングドレスを着て愛を誓う・・・と言うイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、今、和装衣裳に身を包み、日本伝統のスタイルで挙式を上げる結婚式が注目されています。
その一方で、日本では「結婚式」と言えばチャペルで挙げる洋装の挙式が一般的。そのため神前式がどのようなものなのかよく分からない方も多いのではないでしょうか?

神前式について

神前式について

神前式ってどんなもの?

基本的には神社やホテルなどに造られた神殿で行なう挙式のことを指します。神様に結婚の報告を行ない、両家が「家と家」との固い絆を結ぶ厳かな儀式です。昨今では、和装挙式に対する注目があがっており、神社で結婚式を行ないたい、白無垢を着て和装撮影をしたいと、神前式を選ぶカップルが増えてきています。

親族しか列席出来ないの?

神前式は家と家を結ぶ儀式。そのため親族のみで行なう事が一般的ですが、実は会場によってはご友人に列席して頂くことも可能です。いつも洋装の結婚式に見慣れている方々に、和装挙式の美しさを披露してみませんか?厳かで華やかな神前式が、新鮮で魅力的に映る事間違いありません。もちろん、ハワイ挙式にご友人をお招きする際も、ぜひ和装挙式の美しさを感じていただきましょう。

所要時間はどれくらい?

挙式自体は、20~30分程度のものとなります。神社によっても多少の違いはありますが、30分ほど前に親族に集合してもらい、打合せやリハーサルが行なわれます。
和装挙式ではかつらの重さで式が始まる前に疲れてしまう新婦様もいらっしゃるようですが、当社は洋髪でおこないますので、慣れないかつらに疲弊してしまう心配はありません。

神前式の服装は?

白無垢や色打掛のイメージが定着していますが、実は決まりはありません。ウェディングドレスで執り行うことも可能です。 しかし、神秘的な雰囲気の厳かな神前式は、やはり和装挙式をおすすめします。

神前式の歴史

神前式の歴史

起源は明治33年!

神前式の起源をさかのぼると、明治33年、日比谷大神宮で行なわれた大正天皇の結婚式が原型になっています。この結婚の儀は社会的に大きな反響があり、多くの方が神前での結婚式に憧れ、実際に挙げるようになり、国民に定着していきました。この挙式以前の結婚式は神社で行なわれることもありましたが、それはごく少数。特に庶民は自宅で執り行うことが通例でした。

平安時代の結婚式

通い婚であった平安時代では、男性が女性のもとに三夜続けて通い、3日目の露顕で新郎新婦が披露されましたが、列席者は女性側の関係者のみでした。

室町時代以降

神様に報告する結婚式のはじまりは、室町時代からとも言われています。当時は、各家庭にある床の間(座敷)で執り行われるようになりました。伊邪那岐と伊邪那美の二柱の神様の掛け軸。もしくは、神様の名前を記した掛け軸などを飾ります。そして、数々のお供え物を準備し、お神酒を頂くのが通例。明治時代に大正天皇の結婚式を執り行うまではこの形態の結婚式が一般的で、江戸時代には公家や大名だけでなく、一般民衆にも普及していました。

ハワイでの神前式

1885年から、多くの日本人がハワイに移住しました。厳しい労働環境の中、慣れない土地で働く毎日。日本人移民達の中から、神社を設立する声が高まっていきます。そうした理由から、1900年代初頭ハワイの各地で設立されました。太平洋戦争の影響でなくなってしまった神社も多いですが、例えばオアフ島のダウンタウン周辺ですと、出雲大社やハワイ金刀比羅神社・ハワイ大宰府天満宮、ハワイ大神宮などが建てられています。ハワイの神社でも、日本の神社と同じように、神聖で荘厳な空気に満ちているのです。もちろん、結婚式や初詣、七五三などの行事を大切にして執り行われています。
華やかな和装に身を包み、ハワイの神社で和装挙式を挙げてみませんか。

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